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朗読のアナ 寺島尚正

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朗読のアナ 寺島尚正
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5 de 273
  • 菊池寛 「身投げ救助業」
     明治に入り琵琶湖から京都へ水を引くために、疎水工事が行われました。そして岡崎公園近くの疎水にかかった古い橋が、いつしか京都の自殺の名所となります。たまたまその近くに住んだ老婆が、川に身投げした自殺者に竿を突き出して救い、報奨金を得たのをきっかけに、いつしか身投げを救うことが生業になったのです。
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    24:17
  • 芥川龍之介 「お富の貞操」
     江戸開城後、上野の山に立てこもった彰義隊を新政府が征伐するという前日、住民が避難し閑散となった町に残った乞食は入りこんた町屋で、猫を連れに戻ってきた女と待ち合わせします。そこで乞食が良からぬ気持ちを抱き、女は猫を巡って貞操と尊厳の選択を迫られることになります。
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    33:52
  • 小酒井不木 「犬神」
     かつて西日本の各地には犬神にまつわる迷信が信じられており、狐憑きのように犬に憑りつかれると、家族まで犬神の筋と呼ばれて地域から特別視され、婚姻などでも特殊な掟にしばられていたそうです。医学博士で日本の探偵小説の黎明期に活躍した小酒井不木が、その犬神信仰を題材に創作した怪奇小説です。
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    29:50
  • 正岡子規 「飯待つ間」
     歌人の正岡子規は、生来食いしん坊の大食漢で、病の床にありながらも食事を待ちかねています。膳が運ばれて来るまでの間、どこかから聞こえてくる声や、身のまわりの様子に注意を払い、心に置き留めていきます。過ぎていくちょっとした時間をスケッチした掌編です。
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    8:26
  • 江見水蔭 「壁の目の怪」
     江戸は寛政の頃、上杉鷹山の命を受けた一行が、薬草を探すために山の奥深くの閉ざされた村を訪ねた。藩と繋がりのある村ではあるが、里人にとっては滅多になる余所者の来訪。一行は村一番の長者の家に迎え入れられるが、自分たちを見張るような姿なき視線を感じる。この村には独特の掟があるようだ。
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    29:36

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Acerca de 朗読のアナ 寺島尚正

ラジオアナウンサーは言葉を読み語る表現者。 文化放送から、四十年にわたってリスナーに語りかけている寺島尚正アナウンサーがさまざまな作品を朗読します。 その声が紡ぎ出す物語に耳をすませ、語りから無限に広がる想像力、日本語の奥深さをご堪能ください。
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